イタリアの寿司屋潜入レポート

イタリアのお寿司屋さんでパート始めました。日々の様子や気づいたことを綴っていきます。

ついにやってきた休日

 

週に6日勤務。3人のホール担当者と順に休みを取っていく。

ついにやってきた私の休日は、「水曜日」。

はたらきだして6日目のこと。

 

 

私は、社会人になってから、

食後の時間をテレビを見て一日を終えることが苦手。

ただボーっと見ていて何も得ないことが堪え難い。

だから、何か予定を入れたくなる。

時計の針がてっぺんに差し掛かる前に仕事を終える生活。

早く帰宅する時は、友だちと飲みに行ったり、カフェでしゃべったり、

温泉へ行くなど何かしらしている。

また、一人で居るときは、家に帰ってまで仕事をしていた。

それほど仕事にやりがいがあった。

 

 

イタリアに来て、結婚してからというと、

映画を見る機会が増えた。

イタリアの娯楽と言えば映画?というほど良く見る。

映画館もあれば、テレビやネットで最新のものをチェックする。

カラオケがあれば行っているだろう。

ボウリングは週末に友だちと行くものだという感覚がある。

 

食後に1時間でも勉強したいなぁと思うが、眠気がすぐに襲ってくる。

映画をボーッと見ることの方が脳がリラックスして眠りにつけるのは確か。

 

 

休日=白い日

 

私はカレンダーが黒い方が燃えるタイプ。

つまり、予定がアレコレと黒く埋まっている方が安心する。

空白だと、何か書きたくなる。

 

イタリアでの生活はほぼ空白で、カレンダーに書く必要もない、

やらなければいけないことと、やりたいことを日々繰り返してきた。

日中は家事とパソコンに向う時間なので上半分は白。

働き始めると、毎日カレンダーは仕事仕事仕事で半分が黒くなる。

 

 

そして、ついにやってきた全白の日。

 

前日の火曜日の夜は、来客も少なく適度な疲労感でルンルンと家に帰った。

とはいえ翌日は早朝に起きて夫を見送る。

さて、それからだ。どのように時間を使おうか。

 

朝からウォーキングに行こうかな。早めにスーパーへ行こうかな。

早めに家事を済ませて図書館へ行こうかな。などと妄想は進む。

 

 

 

翌朝

 

 

 

雨。そして寒い。

 

 

 

一気にヤル気を失った。

あまりの寒さにベッドへ戻ってしまった。

 

 

・・・

気づいた時には、あっという間にお昼前。

始まったばかりの仕事に緊張が重なり疲れていたのだろう。

ササッと家事を済ませ、夫の帰りを待った。

 

その後、スーパーで買い物をし帰宅。

そのまま夕飯の支度、食事、寝る準備とつづき、

翌日に備え早めに寝る…。

といういう一日。

 

チーーーン

 

 

これがわたしの休日

 

コレといって、特別でもなんでもない日。

何となく一日がムダに終わったような気持ちになり

罪悪感まで残る。なんだかな。

 

こんな日を過ごすなら、まだ働いていた方がいい。

決断や行動力のなさが表れて嫌気がさす。

 

メリハリって大事。一日の計画を立てることも大事。

なんでもっと有意義な時間を過ごせないものかな。。。

 

 

けど、「休養することも重要だよ」と誰かに言ってもらいたい気持ちもある。

コレだ。

 

一番の落ち着きどころはココ。

そんな日があってもムダではないとういこと。

美味しいもの食べて、ゆっくり休んで明日のエネルギーにすること。

健康が一番!

よし!明日からも頑張ろう!!

 

と言い聞かせて寝たわたしの休日。