イタリアの寿司屋潜入レポート

イタリアのお寿司屋さんでパート始めました。日々の様子や気づいたことを綴っていきます。

43日目 押し寄せ続ける来客の波

私のお休みは、毎週水曜日。 一ヶ月過ぎで少しは慣れたが、 朝から「今日は休み」だと言い聞かせなければ、 仕事の準備をしてしまうのではと思うほどで日々仕事モード。 夫は、毎度「あっ、休みだったね!」と驚くくらい まだ定着していないと言える。 休み…

36日目 勉強になるアレ

仕事場に入る時間は18:40分。 まずテーブル席を周りセッティングできているかチェックする。 いつも2、3席はお昼間の名残があるので整える。 そうこうしている内に名前を呼ばれる。 仕事が始まる前に何よりの楽しみが待っている。 それは、 ま・か・な・い…

34日目 小指が痛い

さすがに一ヶ月経つと、 三十路を歩む私の身体にガタがくる。 運動してこなかったから これも当然のことであろう。 今回は、 小指が痛い。 手の小指ではない、足の小指。 門でぶつけたワケでもなく、 ドアにはさんだワケでもない。 少し変わった爪 私は幼い…

32日目 パワーがみなぎっている!

Sushi屋での仕事を開始して10日間くらいは、 足の疲れがとれなかった。 来る日も来る日も、足元に血液が溜まり 循環していないことを感じるほど足が痛かった。 帰宅するとすぐにシャワーを浴びて、 ふくらはぎのマッサージ。 そして、足を壁にかけて血流の流…

1ヶ月経ち気づいた3つのコト

仕事を始めてから1ヶ月が経過した。 初めての連続で、メニューや流れに ついて行くのに精一杯だった。 かなり狭かった視野も、少しずつ 広がってきていることを実感する。 週に6日働くことは案外苦ではなく、 もうすでに生活の一部となりつつある。 休みの日…

22日目 とんでもない行動

あざ笑われた翌日は、 気持ちを切り替えることができなかった。 自分の中で何度も何度もそのシーンが繰り返され、 なぜ、あんな風にしたんだろう、こんな風にすればよかった などグルグルと回り続けた。 ご飯を食べている時も、掃除をしている時も、 考えす…

21日目 失敗にあざ笑われる

今日は悲しい日。 毎日足を引っ張らないように、 失敗しないように気を使いながら、 念には念を入れて、時間がかかっても 正確に料理を届けることに集中している。 しかし、罠かと思うほど簡単な間違いにハマったりする。 今日は、テーブル番号を10と告げら…

15日目 Sushi屋で中華ダイエット

あまり体重を意識して生活していない。 しかし、私はリミットを決めている。 157cmの私が理想としている体重は「48kg」。 3年前にヴァカンスでモンブランの麓へ行った時、 連日 山登りを満喫したため体重が一気に減った。 その夏はしばらく48kgを維持し身軽…

10日目 "っぽい" ものと"ホンモノ"

イタリアに限らず、外国のSushi屋や日本料理屋は 「っぽい」ものがある。 中国の方々が展開するSushiは似ていても実際に違うものがある。 また、外国で好まれる味として独自に発展し、 寿司ではなくSushiとして親しまれているものもある。 その代表格が「カ…

ついにやってきた休日

週に6日勤務。3人のホール担当者と順に休みを取っていく。 ついにやってきた私の休日は、「水曜日」。 はたらきだして6日目のこと。 私は、社会人になってから、 食後の時間をテレビを見て一日を終えることが苦手。 ただボーっと見ていて何も得ないことが…

5日目 国によって違う注文の仕方

イタリアのSushi屋で働き出して2日が過ぎた。 普段、家事の傍らでちょこっとライターをしてきた私には、 4時間の立ちっぱなしや動きっぱなしは久しぶりの運動で、 筋肉痛が始まった。 すねのあたりの筋や足の裏が凝っている。 お風呂があれば浸かるのに、…

初日はまんずまんず

7時前に到着し、軽く挨拶したところで、 ホールで働くルーマニアの2人の女の子が 私を招いて教えてくれた。 ユニフォームは、作務衣の上着とエプロンを与えられた。 ピンクの浴衣のような柄に、洗濯しっぱなしのシワシワで かなり抵抗があったけれど、郷に…

イタリアにあるSushi屋の実態!パート始めました

私は、人口約16万人のトスカーナの田舎に住んでいる。 5年前にイタリア語学留学にやってきて、3年前に縁あって結婚。 家事の合間にちょこっとライターとして働いている。 ところが、先週急遽パートのお仕事をいただき 家から2分のSushi屋で働くこととなっ…