イタリアの寿司屋潜入レポート

イタリアのお寿司屋さんでパート始めました。日々の様子や気づいたことを綴っていきます。

15日目 Sushi屋で中華ダイエット

あまり体重を意識して生活していない。

 

 

しかし、私はリミットを決めている。

 

157cmの私が理想としている体重は「48kg」。

 

3年前にヴァカンスでモンブランの麓へ行った時、

連日 山登りを満喫したため体重が一気に減った。

その夏はしばらく48kgを維持し身軽さを感じていた。

 

いつしかそんな体重はあっというまに大台を越えた。

 

 

そして、私が設けているリミットは「55kg」。

 

これを越えてはいけない。

越えたら一巻の終わりという緊張感を持たせている。

越えるわけにはいかない。

 

 

そんな私の現在の体重はギリギリをさまよっている。

53kg。ビミョー。 

 

リミットに近づきすぎると、夜のみプチ断食。

運動はせずに、食べる量だけ抑える。

すると2日でグンと下がる。

とはいうものの、毎日続けるほどストイックではない。

だから、また繰り返す…

 

54kgなんて数字を見た日にゃ、

外へ走りに行く。続かないの分かっていても

じっとしていられず運動せずにはいられなくなる。

 

いつも体重を気にしているかというと、実は、我が家に体重計はない。

義母の家に行った時に計るため週一日くらいだろう。

なのであまりシビアではなくゆるく気をつけている。

 

 

Sushi屋のまかないは中華

仕事を開始するのが19時。

いつも15分前に入る。

作務衣のような浴衣を着て、身なりを整えたら

一角のテーブルにおかずが3つ並ぶ。

 

オーナーは必ず仕事開始前に、

「Mangia! Mangia!」食べて!食べて!と言ってくる。

 

働き始めた頃は、緊張のあまり食欲がなかった。

それより覚えることと気持ちを落ち着かせることに集中していた。

働きだして10日も経った頃、食べないと体力が消耗され

すぐにヘタることに気がついた。

 

そして、仲間たちと食事を供にするようになった。

 

 

 

外国にある多くのSushi屋は中国の方々が経営している。

だから、自然とまかないは中華になる。

 

 

これがたまらなくウマし!

 

  ◎ 大根の葉と豚バラの炒め物

  ◎ イカの炒め物

  ◎ ジャガイモと豚バラの炒め物

 

 

まかないを仕込むのは鉄板担当の料理人。

さすが火加減や味付けは上手い。

 

 

 

普段、夜に炭水化物を摂らない生活をしているが、

働くとなればエネルギーも必要になるため

握りこぶしくらいの量の白米をお皿によそい、

三品のおかずを少しずつ乗せる。

 

自分では作らない夕飯がここにある。

 

 

 

しかし、お気づきの通り、豚バラ料理が二品ある。

中華味ということは、油も味もしっかり。

ガツンとこってりはご飯がすすんでしまう。。。

 

いかん。いかん。

働きながら太るだなんて ありえない。

 

 

翌日から、この白米の横にサラダを盛り、味噌汁もつけた。

これでなんとかバランスのいい食事に近づけたのではないだろうか。

気持ちの問題かもしれないが。

 

 

 

すると、このまかないが楽しみで早く出勤するようになった。

着替えてからテーブル周りのチェックを行っていると

「Mangia! Mangia!」と声がかかる。

この誘いに、

『さぁ、今日も ”食べるぞー!”』 と意気込む。